連盟双書 第134集

平成20年度 連盟双書 第134集

特集1
「確かな学力の向上を目指して」

特集2
「豊かな心を育む教育実践」
特集1「確かな学力の向上を目指して」

◆◆高崎市立城南小学校 ◆◆


It's really "Happy Time"-楽しい英語活動の実践を通して-
■主 題 積極的にコミュニケーションを図ろうとする児童の育成
- 指導と評価の一体化に着目して -

 
平成23年度より必修化される英語活動。先進校として8年間取り組んだ実践の一端を紹介します。教師も児童も楽しめ、みんなが明るくなる英語活動です。

◆◆沼田市立沼田東小学校◆◆

言葉がつながる、考えがつながる、世界が広がる!
-教師も児童も共に探究する「学び合い」を目指して-

■主 題 自ら考え、判断し、解決する「確かな学力」を身に付けた児童の育成
- 「学び合い」により児童が生き生きと参加する授業づくりを通して -

 
本校では、昨年度までの3年間、文部科学省より「学力向上拠点形成事業『確かな学力育成のための実践研究推進校』」の指定を受け、研究に取り組みました。「考える力」を育成するために、集団解決の場に考えを練り上げる「学び合い」活動を取り入れた授業改善を行いました。その取組を紹介します。

◆◆藤岡市立美土里小学校◆◆

考えを確かめ、深め、広げよう!- 聞き合って、伝え合って-
■主 題 確かな学力を身に付けた児童の育成
- 思考力・表現力を育てる聞き合い伝え合う活動を通して -
 平成17~19年度文部科学省指定の「学力向上拠点形成事業」推進校としての取組の中から、「考えをもつ」「考えを交換する」「考えを交流する」「考えを深め、広げる」の四つの活動を柱とした、「思考力・表現力を育てる聞き合い伝え合う活動」の実践を中心に紹介します。

◆◆安中市立後閑小学校◆◆


スキルアップで「読む力」アップ!
■主 題 基礎・基本の定着を目指した国語科学習の実践
- 「読むこと」を中心とした指導法の工夫を通して -

 
子どもたちは「キーワード」「指示語、接続語」などを手がかりに文を読み取るスキルを身に付けてきました。また、職員は「組織の見直し」「ワークショップ型の研修」により協働して授業改善に取り組んできました。この二つの研究・実践を両輪として、「基礎・基本の定着」を目指した研究を進めてきました。

◆◆邑楽町立長柄小学校◆◆

「ともに学ぶ楽しさ」を共有するために
■主 題 「伝え合う力を高め、人と豊かにかかわる児童の育成」
- 国語科を中心とした相互交流活動を通して -
 相互交流活動を通して取り組んできた国語を中心とした2年間の実践を紹介します。職員が試行錯誤しながらまとめた「相互交流のスタイル」は、相互交流活動の有効性を追究したものです。相互交流活動によって学びの質が高まっていくことを期待しつつ実践してきました。

◆◆前橋市立春日中学校◆◆

学校生活がおちつけば学力が向上する
- 地域のちからと小学校のちからをかりて実践したこと -

■主 題 学力向上3つのチャレンジ
- 中一ギャップの軽減と自己肯定感の育成を通して -

 
平成17年度、前橋市教育委員会より「学力向上小中連携モデル地区」の指定を受けたのをきっかけに、中一ギャップの軽減と自己肯定感の育成を通して学力の向上を目指してきました。その実践を紹介します。

◆◆桐生市立菱中学校

◆◆
授業改善による学力向上
- 授業改善推進事業協力校の取組を通して -
■主 題 鑑賞力を高める授業づくり
- 地域の文化遺産や美術館を活用した授業を通して -

 
本校では、平成19年度授業改善推進事業協力校として美術科における鑑賞分野の授業改善に取り組んできました。鑑賞の能力を高めるために地域の文化遺産や美術館を活用した授業を考えました。地域にあるお寺での仏像鑑賞の授業や美術館の学芸員と共同で取り組んだ鑑賞の授業の実践を紹介します。

◆◆東吾妻町立原町中学校◆◆

「学校」「合校」「楽校」創りを目指して
- 生徒の活動を踏まえた授業改善 -

■主 題 だれもが学ぶ喜びを実感できる授業の創造
- 個に応じた活動の支援と教材の工夫を通して -

 
生徒が「学び」は「喜び」であることを実感できるようにするため、一人一人の生徒に目を向けた学習支援や、だれにでも手応えの感じられる教材を工夫することを基盤として進めてきた実践を紹介します。

◆◆伊勢崎市教育研究所◆◆

みんなができる体力つくり
- ザスパ草津との体育授業プログラムの作成 -

■主 題 体力向上に向けた体力分析と体育科授業の改善
- みんなができる体力つくり -

 
本市では「たくましい伊勢崎っ子」を育てるために、平成18年度より「児童の体力向上」を目指して研究を進めてきています。平成19年度は、「ザスパ草津との体育授業プログラム-サッカーを通して運動好きになろう-」の作成を中心に研究を進めてきました。その実践を紹介します。

◆◆太田市教育研究所(ICT活用班)◆◆
広げようICT活用授業!!
■主 題 授業がかわる!授業がわかる! 「確かな学力」の向上をめざすICT活用
- 「ICT授業カルテ」を活用した授業実践を通して -

 
「確かな学力」を身に付ける上で、ICT活用授業の有効性が様々な研究で報告されています。しかしながら、学校現場ではICT活用授業があまり行われていないのが現状です。多くの先生方に普段使っている黒板やチョークと同じツールとして、ICTを授業で活用していただくための支援策を紹介します。

特集2「豊かな心を育む教育実践」

◆◆前橋市立上川淵小学校◆◆

「心のノート」活用は3つの視点で!
■主 題 豊かな心と実践力を育む道徳教育の推進
- 「心のノート」の活用を通して -
 「道徳の授業で『心のノート』を使っていますか?」とたずねられたら、どの先生方も「使っています」と答えます。しかし、「『心のノート』は使いにくいなあ…」と感じている先生も多いのが実情です。そこで、「心のノート」を使いやすくするにはどうしたらよいか考え、実践した成果を紹介します。

◆◆高崎市立佐野小学校◆◆


PDCAサイクルを用いた生きる力の育成

■主 題 主体的に目標達成に取り組む姿勢を育てる学級活動の工夫
- 目標達成カードの作成と活用を通して -

 
「目標達成カード」を活用したPDCAサイクルを形成することによって、主体的に努力を重ねる姿勢を育て、生きる力を育成することを目指した取組を紹介します。

◆◆桐生市立梅田南小学校◆◆

教師と保護者で子どもへのかかわりを考える
- 共に学び合う子育てセミナー -

■主 題 豊かな心を育み一人一人の学びを実現していく教育活動

 児童の豊かな心を育んでいくため、教師と保護者が、子育てに関しての共通理解を深め、手を携えて教育にあたっていくための「子育てセミナー」を実施しました。職員間の共通理解を促進すると共に保護者と考えを共有し、学校を核としながら地域全体で子どもを育てていく風土の形成を目指しました。

◆◆伊勢崎市立あずま南小学校◆◆

目指せ、欠席率1%以下
- 不登校の未然防止に向けた学校づくり -

■主 題 不登校を早期発見・早期対応するためのシステムづくり

 
「欠席率1%」。学校として数値目標を掲げ、不登校になる児童がなくなることを目指してきました。大きな改革ではありませんが、目の前の児童や家庭の様子とその変化を見つめ、今まであったシステムを少しずつ改善した取組を紹介します。

◆◆高崎市立塚沢中学校◆◆


生き方を育む「響き合い学習」の実践
- 福祉・健康に視点をあてて、10年目をむかえる取組 -

■主 題 総合的な学習の時間
- 全教育活動との連携・連動 -
 バリアフリーの校舎を受けて、福祉・健康 ・命・人の生き方を探る総合的な学習の時間の取組が来年度で10年目になります。各学年に福祉体験学習を取り入れ、中学校3年間を系統的・連続性をもたせ、全教育活動と連携を図りながら推進し、人は人との触れ合いの中で学び育っていくことを実感できました。

◆◆館林市立第三中学校◆◆

予防的・開発的教育相談
- アサーショントレーニングを中心として -
■主 題 自分も他人も大切にする自己表現
- 心理的教育活
動を通して -
自分の言葉と友達の言葉を比較したり意見交換することで、さわやかな言い方を表現できるような体験的取組を行っています。

◆◆渋川市立北橘中学校◆◆

不登校をなくそうを合言葉に!
-「 学校は、いいな」と言われる教育相談体制を目指して -

■主 題 不登校生徒の早期発見・早期解決を目指して

 
学校・家庭・地域が一体となって、不登校の生徒に対して、自然と声をかけたり、少しでも子どもたちのために手を捧げていく。そして、生徒の誰もが「学校は、いいな」とつぶやけるような学校にしたいと全職員が願い、実行していこうとする教育相談体制づくりについて、本校の実践を紹介します。

◆◆藤岡市立東中学校◆◆

「生き生き はつらつ」とした学校生活を送るために
■主 題 認め合い 支え合い 高め合う生徒の育成
- 人権意識を高める諸活動の充実を通して -

 一人一人の生徒が「生き生き、はつらつ」とした学校生活が送れるようにするためには、個を生かし確かな学力の定着をめざす授業改善や、積極的な生徒指導、生徒活動への支援、地域との連携など、全教育活動を人権尊重の視点から見直し、人権意識を高めるための取組が重要であり、その実践を紹介します。

◆◆富岡市立南中学校◆◆

よりよい人間関係の構築を目指して
■主 題 温かくかかわり合える学級づくり
- 構成的グループエンカウンターを取り入れて -

 
本研究では、構成的グループエンカウンターを取り入れ、相手を理解し認め、思いやる態度を身に付けます。その後、学校行事の取組を振り返り、協力し助け合える人間関係を築きます。本研究が「温かくかかわり合える学級づくり」に有効であることを明らかにし、その成果を紹介します。

◆◆前橋市教育研究所◆◆

やさしい心を育もう
- いじめ・不登校のない学級を目指して -

■主 題 互いに認め合い支え合い高め合う学級集団の育成
-人間関係を築く力を育て、やさしい心を育む教育活動の在り方を求めて-

 
いじめや不登校の解決をめざす取組の一つとして、「やさしい心を育む教育活動」の在り方を明らかにしようとしたものです。やさしい心は、好ましい人間関係の中で育まれ発揮されるものと考え、人間関係を築く力を育てるグループアプローチの手法を活用した教育活動の工夫を紹介します。